極道に愛されて。


「そうなのか…。それで、この事をなぜ話した?別に話さなくてもいいことだろ?」




たしかに、この事を話さなくても良かった


でも…




「頼みごとがあるから。
繁華街の見回りは私がやる。あと、私が外出する時は護衛がつくと思うけど、私に護衛はいらない。」




私につく護衛の人たちに、琉斗さんを助けて欲しいから



2、3人だけでも、いないよりは仕事が楽になると思うし




「その頼みは聞けない。」




「なんで?」




「捺希は極道の世界を甘く見てねぇか?」

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