極道に愛されて。


「琉斗さん、私は大丈夫だから。組員の皆さん、少し下がっていてください。」




敵はだいたいあと50人


ナイフを所持している


銃は持ってないみたい


琉斗さんと違って、守るものがないから闘いやすい



この人数ならいける




「捺希ちゃん!危ないからさがって!」




組員のひとりも私の行動が理解出来ないみたいで、私に叫んだ



まぁ、突然わけわからない女が登場したら理解出来ないよね




「いいからさがって!怪我をしている人の手当をはやく!」




そう言って私は敵に目を向けた


これで私は、本当に表の世界では生きられない


この戦いで私の存在が裏の世界に知れ渡ってしまうから…



覚悟はできてる



私が琉斗さんを守るんだ

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