キミがくれる、あるがまま。
麦ちゃんは、食べたいスイーツがあるらしく、私を誘ってくれた。


もちろん、私もスイーツは好きだし、麦ちゃんともっと仲良くなりたいとも思っている。




麦ちゃんがベランダで、おしゃべりをしようと言うので、麦ちゃんと一緒に、教室のベランダを開けて外へ出た。




外へ出ると、何人かの女子生徒もベランダに居て、楽しそうにしゃべっている。




私と麦ちゃんは、少し端っこでグラウンドを見ると、元気に男子たちが走っていた。


トモと、桜木くんと、その他、何人かの男子がサッカーをしてる様子だ。








「・・もしかして、桜木くん見たかったの?」





私は、麦ちゃんって可愛いなぁ、と麦ちゃんを見ると、案の定、麦ちゃんは、照れた顔をしていた。





「ごめんね?」




「恋をしてる、麦ちゃんが可愛いから許す!」



私は、麦ちゃんに近寄って、肩をトンとぶつけると、麦ちゃんも、私と同じようにやって来た。




麦ちゃん、可愛い!

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