あの時
ある日

近くの公園で祭りがある

という話を聞いた

「ねぇ祭り行かない?」

「祭り?…いいね」

「じゃぁ行こうよ♪」

「ぅん何で?」

「…ぅ~ん浴衣は?」

浴衣かぁ…

もう何年も着てないな…

久しぶりにきて行くか!

「ぅんじゃぁ浴衣ね」

あたしは楽しみだった

4人で行く事になった

朝…

早く起き9時には家をでて

公園にいった

午前中は私服で行くことになっていた

公園の川で遊んでいた…

「波流~波流は好きな人いないのぉ?」

そういってきたのは

櫻井麗子

背が高く頭がいい

けれどもモテるわけでもない

「へ?いないよ」

「そっかぁ…」

ん?

「私ね~好きな人いるんだぁ」

「え??誰なの?」

「波流には教えるね♪秘密だよ」

「ぅん!」

「えっとねぇ…高橋真」

「えっ…」

あたし…麗子と同じ人を好きになってる…

どうしよう…言うべきかな?

「でね何か波流仲いいじゃん?だから手伝ってくんない?」

あたしにとってそれは一番したくないこと

「ぅん」

ぅんしかいえなかった…

夜…家に帰りすぐに浴衣に着替えた

また集合して

夜行った…

あたしはずっとあいつの姿をずっと探していた…

花火のカウントダウンし始める…

「あれ?あれって…高橋じゃない?」

「えっ…」

あたし話したい…話したい

「ちょっとトイレ行ってくるね」

あたしは高橋の姿を追った
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