Blue Love~君との恋が海色に染まる~
「あ、あのねっ・・・・・・。」


「・・・・・・うん。」



「わ、私っ・・・・・・。」



私は鼻水をすすって、泣きながらお母さんに話をした。



「す、好きな人がいるんだけどっ・・・・・・その人は・・・・・・海でおぼれて、私の記憶をなくしたのっ・・・・・・。」

「・・・・・・うん、それで?」

「それでっ、私、その人と仲良くなろうって思ったけど、仲良くなれなくて・・・・・・その人・・・・・・別の女の子と、キスしてたっ・・・・・・。」




「・・・・・・そうなんだ・・・・・・。それは、辛いねぇ・・・・・・。」



お母さんはきっと・・・・・・私の恋心を、わかってくれている。
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