Blue Love~君との恋が海色に染まる~
その時、池高君が優しく、私を抱きしめた。


「うう、うう~っ・・・・・・。」

「青山は、都会に来たの初めて?」

「うん・・・・・・。」

「そっか、それじゃあ不安だよな・・・・・・。」

「・・・・・・池高君は、どうして私のこと・・・・・・バカにしないの?ほかのみんなは、私のこと・・・・・・バカにしてるのにっ・・・・・・。」

「え?だって、田舎者だからって、バカにすること何もねぇじゃん。」

「・・・・・・。」


池高君の腕の仲は、とってもあたたかくて・・・・・・涙なんか、すぐに止まっちゃうよ・・・・・・。


「・・・・・・都会来たの初めてなら、これから色々案内するよ。時間ある?」

「え?うん・・・・・・。」

「じゃあ、ついてきて。」



私は、池高君の後についていった。
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