Blue Love~君との恋が海色に染まる~
「裕也とは、子供の時からずっと一緒だった。高校だって、裕也に追いつけるように頑張って勉強して、同じ高校に入って・・・・・・裕也に好かれるように、可愛くなろうと思って努力もしてきた。あたしは・・・・・・誰よりも、裕也の近くにいた。なのに・・・・・・あんたみたいなクズの田舎者が現れたせいでっ・・・・・・。」



姫月さんの言葉が、鋭いナイフのように、私の胸に突き刺さる。



「裕也は、あんたに興味があるんだよ。普段あたしと過ごしている時も、裕也はあんたのことばかり話していた。あんたのことがすごく嫌いなの。消えてほしいくらい・・・・・・。」



嫌っ・・・・・・。


姫月さんの言葉に傷ついてしまう・・・・・・。



「あんたなんか今すぐ消えてよ!!!あたしの目の前から失せて!!!」



姫月さんが、泣きながら私に受かって叫んできた。


やだっ・・・・・・。


私・・・・・・どうすればいいの・・・・・・?!
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