Blue Love~君との恋が海色に染まる~
「海?!一体どうしたのよ?!」


「うぁ、あああ・・・・・・お、かあ、さぁ・・・・・・うう、ううう・・・・・・。」



私は、小さい子供のように泣きじゃくった。


こうしてお母さんの腕の中で泣いていると、自然と「悲しみ」と「怖さ」が消えていく・・・・・・。


お母さんは、泣いている私を抱きしめ返してくれた。



「どうしたの~?海が泣くなんて・・・・・・また何かあったの?」


「うううっ、う、ああっ、ううっ。」



呼吸が苦しくて、うまく話すことができない・・・・・・。
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