Blue Love~君との恋が海色に染まる~
「・・・・・・私、初めて姫月さんに会ったとき・・・・・・優しくてかわいくて、良い子だって思った・・・・・・。ずっと、親友になりたいって思ってたの。だから・・・・・・こんな私でよければ、親友になってくれる?」






「・・・・・・何でよ。あたしのこと・・・・・・ウザいと思ってるでしょ?憎いでしょ?」


「・・・・・・確かにそうだけど、私は姫月さんみたいに・・・・・・勇気を出して、好きな人に好きって伝えることがうまくできないし・・・・・・周りの人とうまく関わることもできない。私が持っていないものを、姫月さんはたくさん持っている。姫月さんの方が、裕也のことをよく知っているでしょ?そんな姫月さんが・・・・・・ずっと羨ましかったの・・・・・・。」






この言葉に・・・・・・嘘なんて、一つもない。


姫月さんと・・・・・・仲良くなりたい・・・・・・。
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