Blue Love~君との恋が海色に染まる~
「・・・・・・わ、悪かった・・・・・・わね。」

「・・・・・・もういいよ。」



ま、内心ちょっと・・・・・・いや、かなり傷ついたけど・・・・・・如月さんは、こうしてちゃんと謝っているんだから・・・・・・許してあげよう。


如月さんのことも・・・・・・今はもうここにはいないけど、愛莉のことも・・・・・・。




裕也が傍にいるから・・・・・・私は、どんなことに対しても強くなれる・・・・・・。





「なぁ、海。」

「何?」

「今日、帰りにさ・・・・・・二人であの場所に行こう。」


「!行く・・・・・・!」




「あの場所」って言われただけで、目的地がどこか、すぐにわかっちゃう。


だって、二人だけの特別な場所だから・・・・・・。
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