Blue Love~君との恋が海色に染まる~
「・・・・・・今日はもう帰るか。天気悪いし・・・・・・。」

「そうだね・・・・・・。」


残念・・・・・・。

朝はすっごく良い天気だったのに、急に雨が降るなんて・・・・・・。


「青山。もしよかったら、俺の傘使って。」

「・・・・・・え?」


差し出されたのは、青・・・・・・海色の折り畳み傘。


「え?!だ、ダメだよ・・・・・・。」

「いいって。俺の家、すぐそこだから。走ったら三分で着く。」

「で、でも・・・・・・。」



池高君が濡れて、風邪ひいたりしたら大変なのに・・・・・・!



「いいから!青山、電車通学だろ?家遠いだろ?」

「さ、三十分くらいで着くから大丈夫なのに・・・・・・。」
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