【短編】 遊ぼ。
コンッコンッ―
「失礼しまーす。」
そこにはミイラ状態の亜季がいた。
「月歌…私…馬鹿でごめん…」
亜季は、申し訳なさそうにそう言った。
「なに言ってんの。助かってよかった。」
本当に無事でよかった。
「ありがと。」
亜季は、笑顔で言った。
そうだ、あのことを聞かなきゃ!
「亜季、思い出したくないことかもしれないけど、亜季は女の子に、されたの?」
「うん…。私もびっくりした。なにが起きたか把握出来なかった。」
暗い顔だった。
「なにされたの?」
ゆっくり、優しく問いかけてみた。
私は、話を聞いてびっくりした。