【短編】 遊ぼ。
再び。
再会。
―次の日―
「月歌~!早くしないと遅れるわよぉ!」
階段の下からお母さんの声が響く。
「わかってる~!今日は朝ごはんいんなぁ~い!」
私は遅刻しかけな時は朝ごはんは食べない主義である。
「あんたって子は…。もぉ! 早くしなさいよ!」
お母さんはあきれていた。
只今、7時50分。学校には8時10分までに登校しないと遅刻とみなされる。
私はいつも通り商店街のまえを通っていた。
商店街はにぎやかだった。
学校に着いた。時計を見ると時間は8時17分だった。
私はあきらめてゆっくり校庭をあるく。
-ガラッ-
「ぉはようございます…。」
小さな声で挨拶をした。
「華田~~!また遅刻かぁ~!!?いい加減にしろよぉ!」
遅刻はこれで6回目…。さすがにやばいかな??
「はぁ~い!以後気をつけまぁ~ス!」
私は適当に返事をして自分の席に座った。
「おい!お前の親友の亜季、なんか入院したんだって??どうしたわけ??」
隣の席の魁人が聞いてきた。
ってかなんでもう知れ渡ってるわけ??早ッ!!
「ぅ…うん…ちょっと色々あって。」
なにがあったか私はごまかした。
「色々って何だよ…??」
魁人はめげずに聞いてくる。