【短編】 遊ぼ。
「…ぁ・あッ亜季・・!これ返す…!んじゃな…。」
 ドタドタドタドタ……。

 三浦が逃げるように走り去った。

 クラスの中は、相変わらず沈黙。

 「つッ月歌ぁ、ありがとう。」
 亜季が、そろぉ~と近づいて言った
 
 「うん。どおってことないよぉ…。さっ帰ろッ!」
 「うん♪」
 亜季は、嬉しそうだった。



 これが私たちの大体の事。でもこんなことまでもあなたに奪われるんだよね…。

 私も何であんなことしたんだろぉ…?
 
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