【短編】 遊ぼ。
「あっ…あの時のお姉ちゃん!!!」

 そこには、あの女の子が立っていた。

 「あんた!!!!亜季になにしたの!!!???」

 私は、思いっきり言ってやった。

 「お姉ちゃんどうしたの??怖いよう…。」

 女の子は今にも泣きそうな顔をしていた。

 「いい加減にしてよ!あんたさぁ自分が何したかわかってるわけ?」

 女の子の胸倉をつかんで引っ張った。

 「…フフッ…フハハハハハハハハハハ!!!!!」

 奇妙に笑い出した。

 「なにわらってんの???」

 -ボコッ-

 私の頭に激痛がはしる。
 そう私はこの子に殴られたのだ。

 「痛ッ!!」

 「黙りなよ!私はそんなことしてねぇよ!!」
 
 女の子の顔はマジギレだった。

 「あの後、私はお姉ちゃんとチャンバラごっこしただけ♪!」

 チャンバラ???いまどきチャンバラごっこ??
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