夏休み*とある姉弟のお話(話を追加更新中)
「遥が心配だから一緒に来た」
「俺は一人でも平気でした」
んんん?
よくわからないけど、まぁ、いっか。
「奏多、次は何して遊ぶ?」
露崎遥に構ってたら、せっかく来たプールが楽しめなくなる。
この際、露崎遥の存在は無視して遊ぶぞー!
おー!
「んじぁ、流れるプールにでも行くか?」
「うん!」
さぁ、いざ流れるプールへ!
浮き輪を片手に奏多と行こうとすれば、肩をガシッと掴まれた。
「ルリは俺を置いて他の男と遊ぶつもりですか?」
「え?そりゃそうじゃん」
なんで露崎遥と遊ばなきゃいけないわけ?
「あ、北斗も一緒に流れるプールに行くんだからね!」
「え、俺も…?」
「あたしと奏多の二人で流れるプールはさすがにつまんないって」
浮き輪片手に、空いてるてで北斗の手を掴んで歩き出す。
目的地はもちろん流れるプールだ。