Breblly I 〜オオカミとアカずきんは恋をした〜
あちゃー、やっちゃった・・・。
「元気だな。」
私よりも下敷きになったレンの方が痛いはずなのに、レンは怒っていいはずなのに怒りもせずに困ったように笑った。
「怒んないの?」
「何で怒んの?」
やっぱり優しい・・・・。
「今日ね?本当は来るか迷ってたの。でも私の親友が教えてくれたの・・・。人の意思も掟も関係ない、大事なのは今だ・・・って。」
「うん。」
「だから、ここに来たの。レンが好きだから・・・。レンは、違うの・・・?」
確かめたい・・・と言うよりも知りたかった。レンの気持ちを・・・。
でも・・・・
「オレの気持ちは昨日のままだよ。何くさいこと言ってるんだよ!」
レンは少し照れたように笑いながらも話をそらすかのように私の頭に手を置いた。
ひっどーい!!人が真剣に言ったのに・・・。
ブスッとした顔をしたらもっと可笑しそうに笑われた。
「でも、いい友達持ったな?」
「うん!」
マリナは私の大切な親友・・・。今はレンもその一人。
それから私達はオオカミ族の活動する時間まで色んな話をした。たくさん話すにつれてお互いのことを色々知った。
レンはオオカミ族の王子で十三歳の弟がいるらしい・・・。
「う〜ん・・・。」
あれから約一ヶ月・・・、私のことは全て話したのにレンの口からは一回も出てこないことがあった。
‘友達について・・・・’
「何でだろう?」
話してくれない事に少し疑問に思ったけど、今日自分から聞いて見ることにした。
「レン!・・・あれ?」
「元気だな。」
私よりも下敷きになったレンの方が痛いはずなのに、レンは怒っていいはずなのに怒りもせずに困ったように笑った。
「怒んないの?」
「何で怒んの?」
やっぱり優しい・・・・。
「今日ね?本当は来るか迷ってたの。でも私の親友が教えてくれたの・・・。人の意思も掟も関係ない、大事なのは今だ・・・って。」
「うん。」
「だから、ここに来たの。レンが好きだから・・・。レンは、違うの・・・?」
確かめたい・・・と言うよりも知りたかった。レンの気持ちを・・・。
でも・・・・
「オレの気持ちは昨日のままだよ。何くさいこと言ってるんだよ!」
レンは少し照れたように笑いながらも話をそらすかのように私の頭に手を置いた。
ひっどーい!!人が真剣に言ったのに・・・。
ブスッとした顔をしたらもっと可笑しそうに笑われた。
「でも、いい友達持ったな?」
「うん!」
マリナは私の大切な親友・・・。今はレンもその一人。
それから私達はオオカミ族の活動する時間まで色んな話をした。たくさん話すにつれてお互いのことを色々知った。
レンはオオカミ族の王子で十三歳の弟がいるらしい・・・。
「う〜ん・・・。」
あれから約一ヶ月・・・、私のことは全て話したのにレンの口からは一回も出てこないことがあった。
‘友達について・・・・’
「何でだろう?」
話してくれない事に少し疑問に思ったけど、今日自分から聞いて見ることにした。
「レン!・・・あれ?」