Breblly I 〜オオカミとアカずきんは恋をした〜
みんな、いなくなってる・・・。
「お前なぁ、寝過ぎなんだよ。」
アランは困ったように笑いながらまだ若干寝ぼけてる私の頭の上に手を軽く置いた。
「えへへ!ごめん〜!」
「全く・・・、アカずきんちゃんが起きるまで待っててあげたんだからね?」
「そうそう。十分もな?」
そっか、十分も待ってたんだ・・・。
・・・・ん??
「あぁー!!忘れてたぁー!」
いきなり大声を出して驚いてる二人に対して、私は思いっきり机から立ち上がった。
「今何時!?」
「多分、三時半・・・だと思うけど。」
顔から血の気が引くのが自分でも分かった。
やばい・・・。お父様の用事もあるし、
お母様の所にも行かないといけないのに・・・!!
「ごめん!私、行かないとっ!!」
「アカずきんちゃん!?」
私は急いで走り出した。マリナが引き止めようとしたけどそれをアランが止めた。
「行かせてやれ。」
「・・・うん。」
お母様の墓は花畑の近くにある。お母様が好きだったブレブリーの花を持って行かなくっちゃ!
私は、ブレブリーの花畑へ急いだー・・・・・
「お前なぁ、寝過ぎなんだよ。」
アランは困ったように笑いながらまだ若干寝ぼけてる私の頭の上に手を軽く置いた。
「えへへ!ごめん〜!」
「全く・・・、アカずきんちゃんが起きるまで待っててあげたんだからね?」
「そうそう。十分もな?」
そっか、十分も待ってたんだ・・・。
・・・・ん??
「あぁー!!忘れてたぁー!」
いきなり大声を出して驚いてる二人に対して、私は思いっきり机から立ち上がった。
「今何時!?」
「多分、三時半・・・だと思うけど。」
顔から血の気が引くのが自分でも分かった。
やばい・・・。お父様の用事もあるし、
お母様の所にも行かないといけないのに・・・!!
「ごめん!私、行かないとっ!!」
「アカずきんちゃん!?」
私は急いで走り出した。マリナが引き止めようとしたけどそれをアランが止めた。
「行かせてやれ。」
「・・・うん。」
お母様の墓は花畑の近くにある。お母様が好きだったブレブリーの花を持って行かなくっちゃ!
私は、ブレブリーの花畑へ急いだー・・・・・