Breblly I 〜オオカミとアカずきんは恋をした〜
「ちょっ!待って!?今、オオカミ国の第一王子って言ったよね!?」
「ああ、言ったが・・・。」
それってレンのことだよね!?
もし、レンの今の弟夫婦が青い毛じゃなくても、ジャスさんの奥さんが青い毛だったら本当に第一王子でもおかしく無い。
と言うことは、レンはジャスさんの息子?
お母様を愛した人の息子・・・?
お母様を殺した人の息子・・・?
血の繋がった兄妹であり、
私の兄・・・・・?
ううん・・・、違うよ・・・・!
そんなの、私は信じないっ!!信じたくない・・・っ!!
「・・・でも、私にオオカミ族の血が流れているならば耳やしっぽがあるはず。私にはそんなの無いじゃない!」
だから、オオカミ族では無いはず。レンは兄じゃ無い・・・・はず。
「どちらかに遺伝子が偏ることはよくあることなのだよ。お前の場合はターナの遺伝子の方が多くあるだけであって、ジャスの娘である確率は十分に有るんだ。」
そんな・・・っ!
「・・・あの時彼女に聞こうと思ったのに先に行かれてしまったしな。」
お父様は悲しそうに笑った・・・・。
「私達は、兄妹なの・・・?」
「嘘だ!!」
バンッ!
「レン!?どうしてここに・・・。」
扉を乱暴に開け、激しく音を立てながらどんどん入って来るレンは、私の質問にも答えなくて真っ直ぐお父様だけを睨みつけた。
「嘘だ!オレは信じないっ!!父さんはオレを捨て子だって言ってたんだ!」
「君は・・・・。」
お父様が何か言おうとした時、空いていたドアから二人の男達が入って来た。
「ハァ・・・、ハァ・・・・申し訳ありません!」
「ずきん国の中に忍び込んでおりまして・・・ハァ。」
「我々が一度は捕まえたのですが、この者足が速くて・・・逃げられてしまいました。」
この二人は相当走ったのだろう・・・、息が荒くて言葉が続いてない。
同情したくもなったが、レンが捕まんなくてよかったと思う・・・。
「ああ、言ったが・・・。」
それってレンのことだよね!?
もし、レンの今の弟夫婦が青い毛じゃなくても、ジャスさんの奥さんが青い毛だったら本当に第一王子でもおかしく無い。
と言うことは、レンはジャスさんの息子?
お母様を愛した人の息子・・・?
お母様を殺した人の息子・・・?
血の繋がった兄妹であり、
私の兄・・・・・?
ううん・・・、違うよ・・・・!
そんなの、私は信じないっ!!信じたくない・・・っ!!
「・・・でも、私にオオカミ族の血が流れているならば耳やしっぽがあるはず。私にはそんなの無いじゃない!」
だから、オオカミ族では無いはず。レンは兄じゃ無い・・・・はず。
「どちらかに遺伝子が偏ることはよくあることなのだよ。お前の場合はターナの遺伝子の方が多くあるだけであって、ジャスの娘である確率は十分に有るんだ。」
そんな・・・っ!
「・・・あの時彼女に聞こうと思ったのに先に行かれてしまったしな。」
お父様は悲しそうに笑った・・・・。
「私達は、兄妹なの・・・?」
「嘘だ!!」
バンッ!
「レン!?どうしてここに・・・。」
扉を乱暴に開け、激しく音を立てながらどんどん入って来るレンは、私の質問にも答えなくて真っ直ぐお父様だけを睨みつけた。
「嘘だ!オレは信じないっ!!父さんはオレを捨て子だって言ってたんだ!」
「君は・・・・。」
お父様が何か言おうとした時、空いていたドアから二人の男達が入って来た。
「ハァ・・・、ハァ・・・・申し訳ありません!」
「ずきん国の中に忍び込んでおりまして・・・ハァ。」
「我々が一度は捕まえたのですが、この者足が速くて・・・逃げられてしまいました。」
この二人は相当走ったのだろう・・・、息が荒くて言葉が続いてない。
同情したくもなったが、レンが捕まんなくてよかったと思う・・・。