恋色キャンバス~君がおしえてくれた色~
第六号

(仮)

そして、夏が終わり。

文化祭の準備期間が始まった。


今年は、生徒会に入ったから、大忙し。



 生徒会室



「あー、もぅ、無理」


「おい、聖、何、へばってるんだよ」


「何で、二人とも僕よりも働いてるのに疲れないの?」



超人だよ、ここまで来ると――。



「お前が体力ないだけだろ。
それに楽しいぞ、こう言うのは」


「私は、こう言うの好きな方だから」



この二人、凄いなぁ。



「そう言えばさ、文化祭当日。
僕たち、お巡りさんのコスプレするの?」


「あ~、謎の決まり事か、毎年、恒例らしい。
良かったら、着てくれって」



幸来ちゃん、似合いそうだなぁ。



「幸来ちゃん、コスプレするの?」


「うん、なんだか楽しそうだから」


「そっか、じゃあ、僕も着る」


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