恋色キャンバス~君がおしえてくれた色~
ある日の学校
「聖、今日も部活か」
「うん、後、もう少しで終わりそうなんだ」
「絵画コンクール出す必要ねぇだろ」
「一応、部活動だから」
一応、部活動だから描けって、
部長さんに言われたんだよね。
「そうなんだね、私も見たい」
「まだ、完成してないから、完成したら
見せてあげるよ」
「楽しみにしておくね」
「お前ら、カレカノらしくなったな」
「い、いっくん、何言ってるの!!!」
「そうだよ、郁磨君」
「ハハハッ」
部活の時間 (部室) へ
はぁ、いっくんが変なこと言うから、
凄く疲れた、幸来ちゃん好きなこと
黙っといてって言ったのに。
もう、いっくんは!
ザワザワッ……。
なんだ、部室の前が騒がしい。
あっ、部長さんだ。
「部長さん、どうしたんですか?」
「御木、お前の作品が……」
「えっ。」
そこには、カッターで切り刻む様に
キャンバスがボロボロになっていた。
「何、これ」
「御木、大丈夫か、御木……」
はぁ、はぁ、はぁ
誰がこんなこと、どうして、
はぁ、はぁ、はぁ
僕の作品、気に入らなかったの。
もっと、上手くなるから、
僕の事、捨てないで……。
はぁ、はぁ、はぁ、はぁ
お願い、ねぇ、僕の事、嫌いでいいから。
一人にしないで……
「おい、聖!!!」
「いっくん」
「大丈夫か、聖」
全然、駄目だ、ヤバイかも。
「聖、ちょっと此方」
「聖、今日も部活か」
「うん、後、もう少しで終わりそうなんだ」
「絵画コンクール出す必要ねぇだろ」
「一応、部活動だから」
一応、部活動だから描けって、
部長さんに言われたんだよね。
「そうなんだね、私も見たい」
「まだ、完成してないから、完成したら
見せてあげるよ」
「楽しみにしておくね」
「お前ら、カレカノらしくなったな」
「い、いっくん、何言ってるの!!!」
「そうだよ、郁磨君」
「ハハハッ」
部活の時間 (部室) へ
はぁ、いっくんが変なこと言うから、
凄く疲れた、幸来ちゃん好きなこと
黙っといてって言ったのに。
もう、いっくんは!
ザワザワッ……。
なんだ、部室の前が騒がしい。
あっ、部長さんだ。
「部長さん、どうしたんですか?」
「御木、お前の作品が……」
「えっ。」
そこには、カッターで切り刻む様に
キャンバスがボロボロになっていた。
「何、これ」
「御木、大丈夫か、御木……」
はぁ、はぁ、はぁ
誰がこんなこと、どうして、
はぁ、はぁ、はぁ
僕の作品、気に入らなかったの。
もっと、上手くなるから、
僕の事、捨てないで……。
はぁ、はぁ、はぁ、はぁ
お願い、ねぇ、僕の事、嫌いでいいから。
一人にしないで……
「おい、聖!!!」
「いっくん」
「大丈夫か、聖」
全然、駄目だ、ヤバイかも。
「聖、ちょっと此方」