恋色キャンバス~君がおしえてくれた色~
昨日、あんな事件があったからか、
あんまり寝れなかった。
学校へ来ると昨日のことが学園中に
広まっていた。
朝から、ひそひそと話し声が聞こえる。
けど、何を言っているかは分からない。
そんなことを気にするより、
自分の事で精一杯だった。
「おい、聖、大丈夫か?」
「何?」
「保健室いって寝てこいよ。
顔色悪すぎだぞ」
「大丈夫、だよ」
「大丈夫じゃないから、言ってるんだろ。
聖、そろそろ怒るぞ」
いっくんに怒られた。
「おい、聖」
怒られた、いっくんに…怒られた。
「おい、聖、聖」
怒られた……ごめん、なさい。
ごめんなさい、ごめんなさい。
「聖…リ…オイ、ヒ…」
はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ。
ヤバイ、はぁ、はぁ、苦しい。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
「聖、息できる限り吐け」
「はぁ、はーっ、はーっ」
苦しい、いっくん、何か言ってるけど、
よく分かんない。
また、迷惑かけた。
何で、こうなるんだろう。
嫌いになったかな、嫌いでいいけど、
一人にしないでほしいなぁ。
あんまり寝れなかった。
学校へ来ると昨日のことが学園中に
広まっていた。
朝から、ひそひそと話し声が聞こえる。
けど、何を言っているかは分からない。
そんなことを気にするより、
自分の事で精一杯だった。
「おい、聖、大丈夫か?」
「何?」
「保健室いって寝てこいよ。
顔色悪すぎだぞ」
「大丈夫、だよ」
「大丈夫じゃないから、言ってるんだろ。
聖、そろそろ怒るぞ」
いっくんに怒られた。
「おい、聖」
怒られた、いっくんに…怒られた。
「おい、聖、聖」
怒られた……ごめん、なさい。
ごめんなさい、ごめんなさい。
「聖…リ…オイ、ヒ…」
はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ。
ヤバイ、はぁ、はぁ、苦しい。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
「聖、息できる限り吐け」
「はぁ、はーっ、はーっ」
苦しい、いっくん、何か言ってるけど、
よく分かんない。
また、迷惑かけた。
何で、こうなるんだろう。
嫌いになったかな、嫌いでいいけど、
一人にしないでほしいなぁ。