恋色キャンバス~君がおしえてくれた色~
第一号

始まりの色

あの子のことが気になって仕方なかった。


あれは、春休みの出来事で、
もう、あの子に会えるときは無いだろうと思っていた。


春休みも終わり



僕は、高校二年になった。



自分のクラスを確認してその教室に入ると
そこには、あのとき泣いていた子がいた。


友達と話していた、笑いながら楽しそうに




 泣いていた時とは別人みたいだった。


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