恋色キャンバス~君がおしえてくれた色~
次の日
朝焼けの空を見ていた。
毎年、此処に来ると必ず見るように
している。
浜辺に座りながら見ていると、
何だか、切なく、儚い。
僕は、凄く好き。
「聖君」
「幸来ちゃん、起きてたの?」
「うん。
そしたら、聖君見えたから」
僕の姿を見て、来てくれるなんて嬉しい。
「うわぁー、綺麗」
「幸来ちゃんの方がもっと綺麗だよ」
「ちょっ、聖君」
「フフッ、可愛い」
幸せだなぁー。
「ねぇ、幸来ちゃん」
「何?」
「僕の側にいてくれる?」
「急にどうしたの?」
「もし、僕の全部を話したら、
幸来ちゃんに嫌われるかもしれないと
思ってる」
「そっか、それでも側にいるよ」
少しなら、話せるかも知れない。
幸来ちゃんになら、話せるかも知れない。
朝焼けの空を見ていた。
毎年、此処に来ると必ず見るように
している。
浜辺に座りながら見ていると、
何だか、切なく、儚い。
僕は、凄く好き。
「聖君」
「幸来ちゃん、起きてたの?」
「うん。
そしたら、聖君見えたから」
僕の姿を見て、来てくれるなんて嬉しい。
「うわぁー、綺麗」
「幸来ちゃんの方がもっと綺麗だよ」
「ちょっ、聖君」
「フフッ、可愛い」
幸せだなぁー。
「ねぇ、幸来ちゃん」
「何?」
「僕の側にいてくれる?」
「急にどうしたの?」
「もし、僕の全部を話したら、
幸来ちゃんに嫌われるかもしれないと
思ってる」
「そっか、それでも側にいるよ」
少しなら、話せるかも知れない。
幸来ちゃんになら、話せるかも知れない。