恋色キャンバス~君がおしえてくれた色~
赤色
花火の時間
「これだけ人がいっぱいだと皆に
会えそうにないね」
「幸来ちゃん、此方」
人のいない、花火が見える。
穴場へ
「ここ、花火がよく見えるんだよ」
「そうなんだ、楽しみだね」
ヒュー、バン、バン。
花火が上がり始めた。
「うわぁ、凄い」
「凄いね」
あっという間に終わってしまった。
「凄く綺麗だった」
「幸来ちゃんの方がもっと綺麗だよ」
「いきなり、何言ってるの」
「可愛い」
頬にキスをした。
「えっ、今」
「あっ、つい、可愛いかったから」
「もう、聖くんのバカ」
そんな、耳真っ赤にして、言われても、
誘ってるようにしか思えないよ。
「幸来」
「えっ」
口にキスをした。
「えっ」
ヤバイ、僕ってば、何やってるんだ。
でも、僕だけのせいじゃないと思う。
「幸来ちゃん?」
「……、何」
「どうしたの」
「だって、いきなり、その、あの」
「キスしたの怒ってる」
「怒ってはないけど、そのいきなりだったから、ビックリして」
「そっか、良かった」
座り込んでしまった。
「聖君、どうしたの?」
目線が同じになった。
「幸来ちゃんが、悪いんだからね。
誘ってる様にしか見えないよ」
「そんなことしてない」
「可愛い過ぎ、僕、男なんだから、
無自覚に人を誘わないでよ。
キスしたくなる、触れたくなるから」
「そっか、気を付けてみる」
「そう言うところだよ」
「えっ、どうしたらいいの」
僕は、この先、どうなる事やら。
「これだけ人がいっぱいだと皆に
会えそうにないね」
「幸来ちゃん、此方」
人のいない、花火が見える。
穴場へ
「ここ、花火がよく見えるんだよ」
「そうなんだ、楽しみだね」
ヒュー、バン、バン。
花火が上がり始めた。
「うわぁ、凄い」
「凄いね」
あっという間に終わってしまった。
「凄く綺麗だった」
「幸来ちゃんの方がもっと綺麗だよ」
「いきなり、何言ってるの」
「可愛い」
頬にキスをした。
「えっ、今」
「あっ、つい、可愛いかったから」
「もう、聖くんのバカ」
そんな、耳真っ赤にして、言われても、
誘ってるようにしか思えないよ。
「幸来」
「えっ」
口にキスをした。
「えっ」
ヤバイ、僕ってば、何やってるんだ。
でも、僕だけのせいじゃないと思う。
「幸来ちゃん?」
「……、何」
「どうしたの」
「だって、いきなり、その、あの」
「キスしたの怒ってる」
「怒ってはないけど、そのいきなりだったから、ビックリして」
「そっか、良かった」
座り込んでしまった。
「聖君、どうしたの?」
目線が同じになった。
「幸来ちゃんが、悪いんだからね。
誘ってる様にしか見えないよ」
「そんなことしてない」
「可愛い過ぎ、僕、男なんだから、
無自覚に人を誘わないでよ。
キスしたくなる、触れたくなるから」
「そっか、気を付けてみる」
「そう言うところだよ」
「えっ、どうしたらいいの」
僕は、この先、どうなる事やら。