恋色キャンバス~君がおしえてくれた色~
「沢山ありますね、どこに行きますか?」
「雫ちゃんの行きたいところでいいよ」
「どうしようかな」
いつも見たいに笑えているだろうか。
何か、ひきってる気がする。
いつもなら隠せるのに、笑顔を貼り
付けられるのに何で、どうして、
出来ないんだ。
「イ…サン、郁磨さん」
「えっ、何?」
「ここ入りましょうよ」
「お化け屋敷」
「はい、楽しそうです」
「雫ちゃんの楽しいの基準って、結構
ずれてるよね」
「そうですか?」
天然、というか、なんというか。
こういう所を可愛いと思ってしまう。
自分がいる。
好きになってはいけないのに、何でだ。
なんで、この子は俺の心を占領しようと
するだ。
なんで、傷つくのは俺なのに……。
「郁磨さん、とりあえず行きましょう」
「そうだね」
そして、お化け屋敷から出た。
「雫ちゃん、大丈夫?」
「以外と怖かったです。
文化祭のお化け屋敷なめてました」
「フフッ、ここのお化け屋敷は、
怖いって評判なんだよ」
「先に言ってください」
「いや、つい、どうなるかなって思って
そしたら、フフッ、思った以上、ハハッ
怖がってたから、面白くて」
「もう、郁磨さん意地悪です」
「フフッ、ハハッ、フフフフフッ」
「笑いすぎです」
「それでいつ、俺の腕を離してくれるの
かな」
「えっ、あっ、ごめんなさい」
本当にからかいがいがあるな。
ずげぇ、面白かった。
「でも、やっと笑ってくれました」
「えっ」
「少し可笑しかったから、何かあったのかと思って、心配だったけど、笑顔になって
くれたなら良かったです」
まったく、雫ちゃんは……、
そんなこと言わないでよ。
照れるんだよ。
全くこれだから無自覚は……。
「あれ、郁磨さん?」
「別の所をまわろうか」
「はい」
「雫ちゃんの行きたいところでいいよ」
「どうしようかな」
いつも見たいに笑えているだろうか。
何か、ひきってる気がする。
いつもなら隠せるのに、笑顔を貼り
付けられるのに何で、どうして、
出来ないんだ。
「イ…サン、郁磨さん」
「えっ、何?」
「ここ入りましょうよ」
「お化け屋敷」
「はい、楽しそうです」
「雫ちゃんの楽しいの基準って、結構
ずれてるよね」
「そうですか?」
天然、というか、なんというか。
こういう所を可愛いと思ってしまう。
自分がいる。
好きになってはいけないのに、何でだ。
なんで、この子は俺の心を占領しようと
するだ。
なんで、傷つくのは俺なのに……。
「郁磨さん、とりあえず行きましょう」
「そうだね」
そして、お化け屋敷から出た。
「雫ちゃん、大丈夫?」
「以外と怖かったです。
文化祭のお化け屋敷なめてました」
「フフッ、ここのお化け屋敷は、
怖いって評判なんだよ」
「先に言ってください」
「いや、つい、どうなるかなって思って
そしたら、フフッ、思った以上、ハハッ
怖がってたから、面白くて」
「もう、郁磨さん意地悪です」
「フフッ、ハハッ、フフフフフッ」
「笑いすぎです」
「それでいつ、俺の腕を離してくれるの
かな」
「えっ、あっ、ごめんなさい」
本当にからかいがいがあるな。
ずげぇ、面白かった。
「でも、やっと笑ってくれました」
「えっ」
「少し可笑しかったから、何かあったのかと思って、心配だったけど、笑顔になって
くれたなら良かったです」
まったく、雫ちゃんは……、
そんなこと言わないでよ。
照れるんだよ。
全くこれだから無自覚は……。
「あれ、郁磨さん?」
「別の所をまわろうか」
「はい」