恋色キャンバス~君がおしえてくれた色~
「何で、休みの日に男と居ないと
いけねぇんだ。
しかも、こんな息子なんかと」
「そんなの知るかよ」
「折角、小百合と休み一緒だから、
デートでも、しようと思ったのによぉ」
「俺だって、雫がやっと受験一区切り
ついたから、デート誘おうと思ってたのに
『女子限定、男性厳禁です』
何て言われなちゃならねんだよ」
あぁ、本当、親子だなぁ。
行動が同じ。
喧嘩するほど仲がいいって言うしね。
「御馳走様、カナ兄、美味しかったよ」
「そう、良かった」
「よし、こうなったら、飲むか。
飲んでやるか」
「航介、それ良いねぇ」
「駄目ですよ。
まだ、朝の10時ですからね」
僕、今、朝御飯食べたばかりなのに。
「そんな堅いこと言うなよ、要君。
おじさん飲まないとやってられない」
「そんな好きな人に相手にして
貰えなかったくらいで」
「俺にとっては、大事だ」
「いや、でも」
カナ兄、困ってるなぁ。
「そう、飲も飲も、朝からな」
「父さん、いつの間に、出してきて」
「えっ、良いじゃん。
久々に飲もう、要もねっ」
「ねっ、じゃないよ」
結局、飲み始めてしまった。
いけねぇんだ。
しかも、こんな息子なんかと」
「そんなの知るかよ」
「折角、小百合と休み一緒だから、
デートでも、しようと思ったのによぉ」
「俺だって、雫がやっと受験一区切り
ついたから、デート誘おうと思ってたのに
『女子限定、男性厳禁です』
何て言われなちゃならねんだよ」
あぁ、本当、親子だなぁ。
行動が同じ。
喧嘩するほど仲がいいって言うしね。
「御馳走様、カナ兄、美味しかったよ」
「そう、良かった」
「よし、こうなったら、飲むか。
飲んでやるか」
「航介、それ良いねぇ」
「駄目ですよ。
まだ、朝の10時ですからね」
僕、今、朝御飯食べたばかりなのに。
「そんな堅いこと言うなよ、要君。
おじさん飲まないとやってられない」
「そんな好きな人に相手にして
貰えなかったくらいで」
「俺にとっては、大事だ」
「いや、でも」
カナ兄、困ってるなぁ。
「そう、飲も飲も、朝からな」
「父さん、いつの間に、出してきて」
「えっ、良いじゃん。
久々に飲もう、要もねっ」
「ねっ、じゃないよ」
結局、飲み始めてしまった。