枯れ木に水を...
枯れ木に水を...
プロローグ
恋、というものに
決まりなんてなくて
ただ一つだけ言える事
それは
どんな人にだって
“初恋”が
存在するという事
クール
――莉那(リナ)――
この感じは…何?
キュート
――深亜(ミア)――
だってあたし…
スマイル
――紗綾(サアヤ)――
ねぇ、本当に?
ピュア
――樹衣(キイ)――
知らなかったよ
この気持ち
四人の女はそれぞれに
誰かを想い
恋するのです