君の瞳に恋して
母乳を凍らせて、母親が持ってきてくれる。


それを温め哺乳瓶で飲ませている。


足りないのか、もっとくれと言っているかのように大きな声でなく。


僕は反応してしまい、真子の保育器の前に立っている。


そして抱いて泣かないように、あやしている。


看護師の目も気にせず、真子を抱いている僕がいる。


感染症にかかり個室にいた時は気がついたら真子の所にいた。

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