今日の空は何色?
気づいた時には無機質な部屋の天井だった
「ソラ?!大丈夫?すぐお医者さん呼んでくるから」
お母さんの声
隣を見ると心配層にこちらを見つめるエリ
「エリ…心配かけてごめんね」
「苦しがっていきなり倒れるんだもん、びっくりしたよ」
ハハッなんて一生懸命笑顔を作ってるエリは
私の体に何かがあることを示していた
「ねえ、エリ、私…「月島さん、大丈夫ですか?念のために午後から精密検査をしますので」」
「は、はい…」
「では、食事は我慢してくださいね」
優しそうな看護師さんがニコッと笑った
「ありがとうございます」
お母さんは先生に深々とお辞儀をして
先生は出て行った
「ねえ、お母さん、わたしの体やっぱり限界なの?」
「…何言ってるの」