【二重人格王子とsweetLIFE‼︎⁉︎】
ドサッ
なぜかソファに押し倒される私。
目の前には咲斗のドアップ。
心臓が持たない!
「ニヤリ)自分から部屋にあげたんじゃ、俺に非はないよな??」
そう言いながら私の両腕を固定し、顔を近づけてくる咲斗。
え、まさかだよね?!
「スト、ストップ!
はやまるなっ!」
そう言ったところで止まってくれるはずもなく。
顔が近づいてくる。
思いっきり目を閉じると。
「ククククク…」
「ふぇ?」
目を開けると寸止めで笑っている咲斗。
「キス、すると想った?
それとも、、、
期待したか?」
「ちがっ!!!」
意識してしまった自分が恥ずかしい。
どんな物好きだから私みたいな奴にキス何てするか!!!
急いで咲斗から距離をとる。
「そんなに警戒すんなよ。なにもしねぇよ。…………今は、な。(ボソッ」
後半、何かいった気がしたけど小さすぎて聞き取れなかった。
もしかしたら勘違いかもだし。
「……絶対?」
「絶対。」