【二重人格王子とsweetLIFE‼︎⁉︎】
だよねぇ………
咲斗に限って心配してくれる訳ないか…。
「て、あっ!布団敷くからソレでねる?ソファーでねる??」
布団だけだったら痛いかな…
堅いし。
「……ソファーでねる…。」
「分かった!じゃあ、好きな布団選らんでっ!それ以外片づけるから。」
咲斗に好きな布団をとらせ、押し入れに布団を片づける。
………片づけよう、としたんだけど。
ドサアッ
「……いったぁ………」
いったいこれで何回目の雪崩なんだか…
なかなか押入に布団は収納されてくれず、雪崩がおきたのがこれで5回目くらい。
「……よしっ!もう一回。」
そう意気込んで布団を持ち上げようとしたとき。
ヒョイッ
「へ?!」
後ろから伸びてきた手によって見事に押入の中に収納された布団。
「ありがとっ咲斗!」
「別に。」
…私思ったんだけど。
咲斗ってツンデレで俺様だよね…
たまにたち悪いし!
「じゃあ私ねるから、何かあったらそこの部屋入ってい私起こしてね?
目覚ましとか起きれないから…
そう言う訳でよろしくっ!」
そう言い残し自分の部屋の自分のベッドにダイブした。