【二重人格王子とsweetLIFE‼︎⁉︎】




「……今何時だろ」



結構長くはなしてた気がするんだけど…



目覚まし時計をみると短針は3をさしていた。




「……はい……?3、時???」




え、てことは六時に起きたとしても三時間しか寝れないの!?




死ぬ……


もうこうなったらねない!

勉強でもしとこう、かな…




そう思い、勉強するために教材を広げる。



それから提出のレポートまとめたり色々して三時間はあっと言う間に過ぎていった。


「……もう6時??

朝ご飯でもつくろ!」



台所に向かう途中リビングにあるソファーを覗く。




咲斗はまだ寝息をたてて寝ていた。




「……寝顔は可愛いのに。」




なんとなーく咲斗の髪にふれる。



「うわ!なんだこれっ。」


柔らかくてサラサラしてて何とも言えないさわり心地。




ハマってしまって暫く髪の毛をいじり続ける。




グイッ




いじっている途中、


いきなり手を引かれソファーへダイブ。





「……………なに、寝てる奴襲ってんの。」




目の前にはいかにも不機嫌ですという顔の咲斗。




「……え、や、あのですね…


気持ちいいさわり心地だったからつい…」



「つい、じゃねぇよ。」



至近距離で咲斗の息が耳にかかる。


「……っっ!!離れ、てっ」



「近寄ったのそっちだけど?」



これ以上この体制だったら死にますよ!?私。






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