【二重人格王子とsweetLIFE‼︎⁉︎】
「え、いや…そんな勝「ゲッ!?もう鷹先きた……、あの先生なんであんなやる気なんだよ。」
…うん、じゃあもう席に座ってね?湊。」
思いっきり遮られたし。
あ、鷹先は私達の担任だよー。
「おいテメーら、着席しろ。」
鷹先にビビった皆は続々と席に座る。
「じゃあ取り敢えず出し物決める。
あ、違うか。実行委委員決める。
やりたい人挙手。男女1人ずつ。」
「「はい。」」
手を挙げたのは、実行委委員やる宣言をした奈美と湊。
成る程ね。だから奈美が実行委委員なんて面倒なのものをやろうと思ったわけか。
恐るべし湊…。
「お、決まったな。
じゃ、実行委員前に出てこい。
出し物きめろ。
俺は寝る。」
奈美と湊にバトンタッチした鷹先はいすに座って眠り始めた。
「……本当に教師なの??」
こんな非常識な教師いるんだね…。
「じゃー、取り敢えず皆やりたいものの案だしてくれ!」
湊のそのことばを合図に次々と案が出てくる。
最終的に残ったのは、
お化け屋敷
メイド喫茶
コスプレ喫茶
執事喫茶
スイーツ店
まって。喫茶店多くない!?
執事もメイドもコスプレだよね??
まとめて考えるってのは駄目なの??
「……いやな予感しかしないな…。」
私の隣の咲斗が表の姿のまま呟いた。
「……そうだねー。実行委員があの2人って事も不安要素でしかないし。」
はぁー。と2人で重い溜め息を漏らす。