【二重人格王子とsweetLIFE‼︎⁉︎】
「何、いってるの?咲斗。」
「……ま、簡単にいえば俺はお前のこと狙ってるから。
気をつけろ。ってことだよ。」
気をつけろって……。
何に気をつければいいのか…。
「……???まぁどっちでもいーや。
取りあえず疲れたから寝るよ……。」
「……そうか。俺もそろそろねる。」
お休み。と咲斗にいいそのまま自分のベッドにダイブして眠りにおちた。
────────
腹部辺りにもの凄い圧迫感を感じて私は目を開けた。
「うわっ」
目を開けると目の前に咲斗のドアップが。
「……………ん?
あー、おはよう。」
いやいや。おはようじゃないですよ。
なに爽やかにモーニングスマイル見せてくれちゃってるのさ………。
「取りあえず離れて!!!!
……てゆーか、今何時!?」
「何時って……朝の9時?」
朝の9時???
「…………学校遅刻した…。」
「麗愛何言ってんの。
今日さ、土曜日なんだけど。」
え…??
じゃあ、学校休みなの……??
「良かったぁ…。完璧遅刻だった。」
「お前、バカなのか?この俺がここにいる時点で学校はないだろ。
これでも表向きは真面目だからな。」
そうだったね…確かに先生たちに真面目で通ってる咲斗が、
間違えでも遅刻とかしないよね。
ましてや無断欠席何てするわけないか。