寵愛の姫 Ⅰ【完】



「……これ、誰が作ったの?」



目の前にある朝ごはんを見下ろした私は目を瞬かせた。





ハムエッグにサラダ、


……おまけにフレンチトーストがテーブルの上に並んでいる。



「俺。」


「暁が?」



視線を暁に向けた。
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