寵愛の姫 Ⅰ【完】



「…あぁ。」




一瞬、


驚いた表情をした暁は、直ぐに嬉しそうに笑う。



「直ぐに戻る。」


「…うん。」


「大人しく待ってろ。」




最後に私の額に口付けた暁は、キッチンへと向かった。
< 266 / 381 >

この作品をシェア

pagetop