寵愛の姫 Ⅰ【完】





俺は気付かなかった。





何で莉茉がまだ、この繁華街にいて“無事”なのか。


…………その意味を。






平和ボケしていた俺が、その意味を理解するはもっと先。




莉茉は大きな力に守らるていたんだって事に気付かされるんだ―――。
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