Dilemma
「ぶっ?ぶぶぶぶっ?!」
「そんな驚くようなことでもないだろ…」
必要以上に驚く愛梨に、志暢はうんざりとした口調でツッコむ。
「ウチ的には志暢ちゃんがええと思うねんけど。な、部長」
「おい今度はシンキングタイムさえ無しかよ!だから勝手に私を部長にすんな。」
「あ~私も志暢でいいと思う。」
控え目ながらもしっかりと自分の主張はする。それが久堂愛梨という女だ。
「やめろ!私は部長なんてなりたくない!」
「ウチだって嫌やわ。面倒臭そうやし」
「私もやりたくないなぁ。何かと部長の責任にされるし…」
想像はしていたが、やはり部長に立候補する者はいなかった。
「でも棗が部長になったら、絶対王政とかやりそうだよね」
「ん?」
「ごめんなさい。」
「志暢ちゃんなら仕事しなさすぎて置物部長、とか呼ばれそうやな。」
「おいさより女」
「私は?」
「地味」
「地味」
「ダブルパンチ!!?」
自分で聞いといて勝手に撃沈する
それが久堂クオリティ。
「そんな驚くようなことでもないだろ…」
必要以上に驚く愛梨に、志暢はうんざりとした口調でツッコむ。
「ウチ的には志暢ちゃんがええと思うねんけど。な、部長」
「おい今度はシンキングタイムさえ無しかよ!だから勝手に私を部長にすんな。」
「あ~私も志暢でいいと思う。」
控え目ながらもしっかりと自分の主張はする。それが久堂愛梨という女だ。
「やめろ!私は部長なんてなりたくない!」
「ウチだって嫌やわ。面倒臭そうやし」
「私もやりたくないなぁ。何かと部長の責任にされるし…」
想像はしていたが、やはり部長に立候補する者はいなかった。
「でも棗が部長になったら、絶対王政とかやりそうだよね」
「ん?」
「ごめんなさい。」
「志暢ちゃんなら仕事しなさすぎて置物部長、とか呼ばれそうやな。」
「おいさより女」
「私は?」
「地味」
「地味」
「ダブルパンチ!!?」
自分で聞いといて勝手に撃沈する
それが久堂クオリティ。