アイドルの君、一般人の私。
1話
「…あんた相変わらずアイドル好きだね」
学校の休み時間中、友達に智貴くんの話をしているとそう言われた。
「もちろん!もう最高。」
クラスにはかっこいいという噂の男子が何人か居る。
だけど、私は全く興味ない。
というか、眼中にない。
…さすがにこれは言いすぎたか?(笑)
「えー、佑くんとかカッコイイじゃん!」
「え??」
誰だっけ…それ←
そんな人クラスに居たっけ?
「ほら、金髪でサッカー部の…」
「俺がどうしたって?」
まさかの、張本人登場。
私達は驚きで焦りまくり。
「なっ、なんでもないよ!ねっ?絵美」
「う、うんっ」
「…そ?
ちなみに、会話全部聞こえてたけどな」
なっ…………
んだって………??
「ふっ………じゃぁな」
………え、
何これ