もっと、君に恋していいですか?
一緒にいたいんだ
梨花が帰った後、志信は大きなため息をついてタバコに火をつけた。
ゆらゆらとたちのぼる煙を目で追いながら、薫の悲しそうな顔を思い出して、胸がズキズキと痛んだ。
(幸せにするって約束したのに…好きで好きでどうしようもないのに…つまんない意地張ってバカだな、オレ…。)
何年も片想いをした末にやっと想いが通じて薫と付き合えるようになったのに、自分のつまらない嫉妬なんかで傷付けてしまった。
(ちゃんと謝ろう…。薫が好きだからずっと一緒にいて欲しいって、ちゃんと伝えよう…。)
取り返しがつかなくなる前に素直に謝ろうと、志信はスマホを手にして薫に電話を掛けた。
呼び出し音が3度目の途中で途切れ、やや間があってから薫の小さな声が聞こえた。
ゆらゆらとたちのぼる煙を目で追いながら、薫の悲しそうな顔を思い出して、胸がズキズキと痛んだ。
(幸せにするって約束したのに…好きで好きでどうしようもないのに…つまんない意地張ってバカだな、オレ…。)
何年も片想いをした末にやっと想いが通じて薫と付き合えるようになったのに、自分のつまらない嫉妬なんかで傷付けてしまった。
(ちゃんと謝ろう…。薫が好きだからずっと一緒にいて欲しいって、ちゃんと伝えよう…。)
取り返しがつかなくなる前に素直に謝ろうと、志信はスマホを手にして薫に電話を掛けた。
呼び出し音が3度目の途中で途切れ、やや間があってから薫の小さな声が聞こえた。