もっと、君に恋していいですか?
「いや?」

「だって寝てる時にそんな事するなんて…。」

「薫がかわいすぎて我慢できなくなった。」

「何それ…。」

「責任取ってもらおうかなぁ…。もう止められないんだけど。」

志信は薫が逃げないように腕の中に閉じ込めて、頬や首筋に何度もキスを落とす。

「バカ…。夕べもしたのに…。」

「もう朝だからリセットした。」

「えぇっ…。」

「しょうがないじゃん。薫、無防備だし。寝ててもキスしたら応えてくれるし。あんまりかわいすぎて、オレもうヤバイ。」

志信は薫に覆い被さって、唇にキスをしながら薫の肌に手を滑らせる。

「は…あ…志信…待って…。」

「待てない。今すぐしたい。ってか、しよ。いやって言わせない。」

志信の指が薫の中の柔らかい部分を探ると、薫は身をよじって息を荒げた。

「もう…志信と…いたら…体…もたない…。」


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