もっと、君に恋していいですか?
少し照れ臭そうに答える薫の耳元で、志信は小声で囁く。
「オレは全然気にしないのに…。これはこれでいいんだけど…一生懸命頑張って仕事した薫の匂いが好きだって、前も言っただろ?」
同僚たちがすぐ目の前にいるのに、至近距離でそんな甘い言葉を囁く志信を、薫は慌てて右手で遠ざけた。
「もう…。みんないるんだよ?」
「ん?まぁ、そうなんだけど…。」
「みんなのいる所でこういうのはダメです、笠松くん。」
「えー…。厳しいなぁ、卯月さんは…。」
薫にたしなめられ、志信は苦笑いをした。
「まぁいいや。それじゃ、続きは後でゆっくりな。」
「もう…。」
相変わらず甘い志信に、薫は照れ臭そうに顔を赤らめた。
「オレは全然気にしないのに…。これはこれでいいんだけど…一生懸命頑張って仕事した薫の匂いが好きだって、前も言っただろ?」
同僚たちがすぐ目の前にいるのに、至近距離でそんな甘い言葉を囁く志信を、薫は慌てて右手で遠ざけた。
「もう…。みんないるんだよ?」
「ん?まぁ、そうなんだけど…。」
「みんなのいる所でこういうのはダメです、笠松くん。」
「えー…。厳しいなぁ、卯月さんは…。」
薫にたしなめられ、志信は苦笑いをした。
「まぁいいや。それじゃ、続きは後でゆっくりな。」
「もう…。」
相変わらず甘い志信に、薫は照れ臭そうに顔を赤らめた。