もっと、君に恋していいですか?
「料理は何にします?やっぱりソーセージ盛り合わせですか?」

三井がメニューを見ながら尋ねると、みんなは頭を寄せ合ってメニューを覗き込んだ。

「チキンバスケット!!」

「枝豆!!」

「焼きそば!!」

「ハイハイ…。店員呼びますよ。」

三井が店員を呼んで料理をオーダーし終わる頃に、ビールとチューハイがジョッキで運ばれてきた。

それぞれにジョッキを持って乾杯すると、薫は勢いよくビールを喉に流し込んだ。

「はぁ、美味しい!!」

「さすが卯月さん、相変わらずいい飲みっぷりですねぇ。」

ジョッキを両手で持った梨花が、惚れ惚れした様子で薫を見た。

「今日はめちゃくちゃ暑かったし忙しかったからね。早くビール飲みたかったんだ。」


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