もっと、君に恋していいですか?
SASSに着いてからは1度もスマホにさわっていない。
薫は朝からの自分の行動を振り返った。
(えーっと…朝、青木部長からの電話に出て…それから充電が少ないと思って充電器に…。)
「ああっ!!」
充電器にスマホをさしたまま、慌てて家を出てしまった事を思い出して、薫は思わず大声を上げた。
(やっちゃった…。完全に忘れてた…。)
薫は自分の失敗に気付き、ガックリとうなだれた。
(どうしよう…当分帰れないし…。スマホないと連絡先もわかんないよ…。)
ここに来る事も、当分帰れない事も、志信に伝えて来なかった。
夕べ別れたまま連絡もしないで、志信はどう思っているだろう?
もし志信からの連絡があったとしても、スマホを持っていない今は何も出来ない。
(志信、まだ怒ってるかな…。それとも…もう嫌われちゃったかな…。)
薫は朝からの自分の行動を振り返った。
(えーっと…朝、青木部長からの電話に出て…それから充電が少ないと思って充電器に…。)
「ああっ!!」
充電器にスマホをさしたまま、慌てて家を出てしまった事を思い出して、薫は思わず大声を上げた。
(やっちゃった…。完全に忘れてた…。)
薫は自分の失敗に気付き、ガックリとうなだれた。
(どうしよう…当分帰れないし…。スマホないと連絡先もわかんないよ…。)
ここに来る事も、当分帰れない事も、志信に伝えて来なかった。
夕べ別れたまま連絡もしないで、志信はどう思っているだろう?
もし志信からの連絡があったとしても、スマホを持っていない今は何も出来ない。
(志信、まだ怒ってるかな…。それとも…もう嫌われちゃったかな…。)