こちら中等部恋愛運営局。
「未月先輩...よろしくおねがいします!」
「私でいいの...?」
「未月先輩がいいんです!」
「...そう言ってるんだから、頑張りなよ。」
「蒼緒...」
いたなら早く声かけてよ。
「ほらそこの双子。
そのアピールポイント出番なくなったからやめなさい。」
「「はぁ!?」」
二人息ぴったりに返したものの、言葉と相手が悪かった。
「...お前ら、俺に逆らったらどうなるか分かってるよな?」
「「...すみませんでした。」」
「さっさと席につけ。
ミーティング始めるぞ。」
時計を見ると、ミーティング開始まであと1分。
気付けば泰雅も自分の席についていた。