幼なじみの変貌
わたしはいつものように零と一緒にお弁当を食べようと思い、零が保健室から帰ってきていたはず。探していたら、クラスメイトであり、学校一のイケメン男子『佐野くん』に声をかけられた。
「桃野、話しがあるんだけれど。今いいか?」
「う~ん。今じゃなきゃだめなの?」
「今がいい。すぐ終わるから。」と腕を引っ張られ、校舎裏に連れだされる。
そして、
「桃野、初めて会った時から好きだ。付き合ってくれ。」
「ごめんなさい。わたし、好きな人がいるから。」
「ハァ?学校一もてる俺様の告白を断るだとふざけんじゃねぇ。」
といきなりキスされ、胸を触られた。
制服を脱がされ、胸を揉んでくる。
すると。いきなり声がした。
「お前が桜に手を出したのかぁ?俺ですら
裸を見たことねぇのに。よう。」
と言いながら殴る。蹴る。
佐野くんが気絶したことを確認した男子が
「大丈夫?桜ちゃん。」
とわたしに駆け寄ってくる。
「…大丈…夫。」
そして、脱がされたわたしの制服を持ってきてくれた。零だった。
「今日はもう帰ろう。」
「…うん」
そして、零がわたしと自分の鞄を持ってくる。