【完】俺の言うこと聞けよ。〜イジワルな彼と秘密の同居〜
どうやら知り合いみたい。
昔仲が良かった子たちなのかな?
琉衣くんも仲よさげに話している。
「お前ら工業(高校)行ったんだっけ?どうよ」
「えー、ぜんっぜん楽しくねーよ!
なんつっても女子がいねーし!
いてもモサいし!マジ勘弁」
「だよなぁ?マジ女に飢えてんだよ。
琉衣お前誰か紹介しろよー」
「は?やだよ。めんどくせぇ」
「いいよな琉衣は西園だろ?
頭イイし可愛い子たくさんいるしいいよなー」
「あ、もしかしてその子も同じガッコ?」
…ドキッ。
再び私に視線が注がれる。
だけどそう尋ねられても琉衣くんは渋い顔をするだけで何も答えなかったので、私は自分でコクリと頷いた。
すると一気に話しかけられて。
「おぉ!どうも俺ら工業行ってまーす!
琉衣くんの中学時代の悪友でーす!(笑)」
「はじめまして!可愛いね〜♡超清楚!
えっ、琉衣とタメ?名前なんてゆーの??」