【完】俺の言うこと聞けよ。〜イジワルな彼と秘密の同居〜
そう言われるとますます恥ずかしくなってくる。
まるでメイド服みたいなデザインで、靴下は白のオーバーニー。頭には黒いリボンのカチューシャ。
そしてなによりこの短いスカート丈…。
下手にしゃがんだりできない。
「早く琉衣くんに見せたげなよ」
麻実はニヤつきながら耳元でボソッと囁く。
その言葉に私は一瞬にして顔がボッと赤くなった。
「な、何言ってるの!関係無いよ!!///」
「関係ありまくりでしょー?
それともあそこのホストさんに見せる?」
…うっ。
指差した先はホスト姿の小高くん。
相変わらず面白がってる様子の彼女に、私は振り回されっぱなしだった。
「やめてよ〜!!//」
「大丈夫。安心して。
もしも何かヤラシイことしてくる輩がいたら、このあたしが逮捕してやるから!…なんてね♪」