【完】俺の言うこと聞けよ。〜イジワルな彼と秘密の同居〜
教室の中は暗幕で真っ暗だった。
どこからともなく笑い声が聞こえてくる。
クククク…
ふふふふふ…
不気味な空気に体がこわばる。
だけど琉衣くんは平然とスタスタ歩いていって…
ドキドキドキドキ……。
するといきなり目の前から何か飛び出してきた。
「う〜ら〜め〜し〜や〜」
「きゃぁぁぁぁ〜〜っ!!!」
私はもう思わず大絶叫。
必死で琉衣くんの腕にしがみつく。
そしたらそんな私を見て琉衣くんが笑い出した。
「ぶっ、すっげーリアクション(笑)
お前ほんとに怖いのかよ」
「だ、だだだって…」
「うらめしや〜」
「いやぁぁぁ!!」